今日は、日本の温泉に行くときのマナーを紹介します。
日本は世界一の温泉大国といっても過言ではありません。
温泉街は2983ヶ所、温泉地は全国に27297ヶ所もあります。
700年に編纂された日本最古の歴史書『古事記』にも温泉に関する記述があり、日本人と温泉の文化が長い間、共にあったことが分かる。
長い温泉の歴史の中で、日本独自の温泉文化も変化し、その中で、他の温泉利用者に迷惑をかけないようにするためのマナーや作法があります。
それでは、日本の温泉利用におけるマナーやエチケットを、ちょっとしたジョークを交えながら見ていきましょう。
温泉のマナーとルール
その前に…。
タトゥーがあっても温泉に入れるのか?
私たち「四万温泉柏屋旅館」は、タトゥーに配慮しています。ですから、刺青の有無にかかわらず、すべての温泉を楽しむことができます。しかし、刺青のある方はお断りしている温泉地も少なくありません。
詳しくは「温泉と刺青」の記事をご覧ください。
マナーやエチケットを確認しよう
水着禁止
裸でGO! 水着は禁止です。
日本の伝統的な文化で、みんなで裸でお風呂に入ります。
裸で入る。
恥ずかしがることはありません。
みんなで温泉を楽しもう
遠慮される方も、貸切露天風呂が3つありますので、ご安心ください。
まずは洗う
清潔に まずは体を洗いましょう。
湯船に入る前に、湯船の外で下半身を軽く洗うのが一般的です。
その後、湯船につかり、しばらく浸かります。
その後、浴槽から出て、石鹸で全身をこすり洗いをします。
洗い終わったら、また湯船につかり、ゆっくり浸かる。
泳がない、走らない
走らない。泳いではいけない。
浴室内は温泉の成分で床がとても滑りやすいので、ゆっくり歩くようにしましょう。
また、浴槽が大きくても決して泳いではいけません。
温泉は体を洗うだけでなく、温泉に浸かってリラックスすることが大きな目的です。
グラス、飲み物禁止
酔っぱらいは湯船につからない。
通常、温泉の温度は40℃以上です。
酔っぱらいが湯船につかるのは健康によくありません。
安全に温泉を楽しむために、お酒を飲んだ後の入浴は控えてください。
エリア内はガラス禁止です。
温泉に入る人は皆、裸で入っています。
浴室や更衣室には、ガラスなどの危険物や壊れやすいものを持ち込まないようにしてください。
浴槽の中で洗わない
浴槽の中で洗うことはできません。
浴槽とシャワーの他に、体を洗うスペースが用意されています。
身体や髪は洗い場で洗ってください。
また、ご存知の通り、浴槽の中では絶対に布を洗わないでください。
体を洗うときやシャワーを浴びるときは、他の人に気を配りましょう。
多くの人が同時に温泉を利用し、入浴しているはずです。
自分だけが利用するのではありません。
周りの人への配慮はとても大切なマナーです。
みんなで楽しい時間を過ごしましょう。
浴槽の中にタオルを入れない
浴槽の中にタオルを入れてはいけません。
温泉に入るには2つの大きなルールがあります。
まず、タオルや石鹸を浴槽の中に入れてはいけません。
2つ目は、お風呂を出るときにお湯を抜かないこと。
これは、自分だけが湯船につかるのではない、というマナーからきています。
ロッカーに入る前に体を拭く
ロッカールームに入る前に体を拭きましょう。
ロッカールームを濡らさず清潔に保つために、そこに入る前にウォッシュタオルで体を軽く拭きます。
ロッカールームでバスタオルで体を完全に拭いた後は、浴衣を着ます。
いかがでしたでしょうか。
これらのマナーを守って、快適に日本の温泉を楽しんでください。
ありがとうございました。